新保豊の時々感想帳

株式会社日本総合研究所JRIに所属している身での個人的な情報発信の媒体として、主にグローバル時代のマクロ経済(財政+金融問題+パワーポリティクス)について備忘代わりに記録。記名式ゆえ、テーマによっては具体的には書けないことがあります。

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  • 【社内マクロ経済勉強会】「政府の通貨発行特権」議論は反知性?
  • 【社内マクロ経済勉強会】年金財源と日銀の国債直接引受
  • 【財政】増税と緊縮財政のキャンペーンがまた始った
  • 【マクロ経済(4/4)】国のGDPと乗数効果が及ぼす範囲
  • 【マクロ経済(3/4)】政府支出と内需喚起策と経済学者の奴隷
  • 【マクロ経済(2/4)】日本は既に十分“小さな政府”
  • 【マクロ経済(1/4)】リバタリアン的な考え方
  • 【講演】日本経済の構造的問題点を踏まえた今後の経済発展のための処方箋案
  • 【社内マクロ経済勉強会】財政支出や増税の意味の一部
  • 【ICT業界向け講演】クラウドサービスの国際展開に向けた方向性とその戦略

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  • 0.麹町先生の“異説”経営・経済学教室
  • 1.マクロ経済(財政・金融)とグローバリズム
  • 2.日経『経済教室』寄稿論考への感想
  • 3.情報通信・メディア・ハイテク産業
  • 4.企業経営(戦略、マネジメント手法など)
  • 5.環境・エネルギー・資源(石油、天然ガス、ウランなど)
  • 6.食・農畜産業・水資源
  • 7.海外出張、社外ミーティングなど
  • 8.勉強会・研究会(社内および社外産官学活動)など
  • 9.雑感・一息

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勉強になる/啓発される

  • Amy Goodman「DemocracyNow! Japan」HP
     チョムスキーの言う「①ニュースを選別しない、②真実を伝える、③国民を孤立させない」、マスメディアに頼らないオルタナティブ・メディアに、かなり(最も?)近い海外情報源の1つ。ハーバード大卒の才媛ながら偉ぶること一切なく、真摯で勇気あるAmy(エイミー)さんの行動には頭が下がります。あともう1歩、核心部分、真実に肉薄できることを一視聴者として願っています。
  • J.A.シュムペーター『経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈上〉〈下〉』(原著は1911年、1977年1月)
     恐慌経済やデフレ経済の処方箋として、ケインズ『一般理論』と併せて、この『経済発展の理論』は必読本。
  • P.A.サムエルソン『経済学〈上下〉(1981年)』(原著は1955-1980)
     新古典派総合(=ワルラスの一般均衡理論〔ニュークラシカル〕+ケインズの一般理論の総合化)の旗手であるサムエルソンによる標準的な教科書。
  • エドワード・グリフィン『マネーを生みだす怪物 連邦準備制度という壮大な詐欺システム』(2005年10月)
     世界の経済・金融のからくりとパワーポリティクスのメカニズムが掴めるでしょう。グリフィン氏の言は、YouTubeでも複数確認可能。経営や経済・金融に携わる者にとって、この著作の意味は甚大。
  • クリスチアン・シャヴァニュー&ロナン・パラン『タックスヘイブン―グローバル経済を動かす闇のシステム』(2007年5月)
     国際収支における「誤差脱漏」の実態を記述した、数少ない著書の一つ。一読の価値あり。日本人のビジネスパーソンやアナリストさらにはエコノミストに至っても、この世界に空いている“大穴”を知らずして、受け売りの国際会計基準を一生懸命(ナイーブ)に、遵守しようとしている。大穴の世界に棲む人々はきっと笑いが止まらないのだろう。
  • グレゴリー・クラーク
     著名な経済学者を父親(コーリン・クラーク氏)に持つ、英国生まれの豪州元外交官、ジャーナリスト、多摩大学名誉学長。主宰サイト中の「日本経済再生の唯一の手段はケインズ的財政出動への切り替え」に見られるようなケインジアン。その他多くの注目すべき論考・記事も。
  • ジョエル・ベイカン『ザ・コーポレーション』(2004年11月)
     カナダBC大学法学部教授の氏が指摘する多国籍企業やグローバリズムの本質には要注意。グローバル経営・ビジネスに携わる、コンサルティング業界に身を置く全ての者にとっても必読。
  • ジョセフ・E. スティグリッツ、カール・E. ウォルシュ『スティグリッツ マクロ経済学 第3版』(1993-2002、2007年9月)
     スティグリッツのマクロ経済教科書。推薦できる本の一つ。ただGDPギャップの記述については、正しい定義になっていないのではないか。他方、財政赤字の意味については、単著の『スティグリッツ 公共経済学(下)』よりも、記述が改善されている(かなり異なる)。共著になったせいか・・・。
  • ジョセフ・E. スティグリッツ、カール・E. ウォルシュ『スティグリッツ ミクロ経済学』(1993-2002、2006年3月)
     スティグリッツのミクロ経済学。時々事典代わりに使うような代物。
  • ジョセフ・E・スティグリッツ
     ノーベル経済学賞(スウェーデン銀行賞)受賞者であることはともかく、氏が鳴らすグローバリズムに向けた、警笛の多くには耳を傾ける価値あり(ただ必ずしも全て、ではありませんが・・・)。加えて、デフレによる不況が続く日本に招かれ、その経済政策として、注目すべき真っ当な「政府紙幣」案を提言(@2003年財務省会議室)。同教授の正統派的なマクロ経済学の教科書もお薦め。

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  • 事務局 on 【講演】日本経済の構造的問題点を踏まえた今後の経済発展のための処方箋案
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