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2008年2月21日 (木)

【出張】MWC 2008@バルセロ

20080211mwc このBlogの更新をしばらく怠っていました。 
先週は、スペインのバルセロナで開催された「MWC 2008」(画像上はそのロゴ)に行っていました。

20080211mwc_exhibphoto2 主催者側の発表に よりますと、毎年5万人ほども関係者が集まる、ビジネス分野の世界最大のイベントだそうです(画像上から2番目)。
  
 バルセロナでの開催は、今年で2回目。それまでは、フランスのニースで開催されていたそうです。

 会場施設などが手狭になったということで、1992年に開催されたバルセロナ・オリンピック施設跡を利用したところ(画像上から3番目)に、MWC(Mobile World Congress:モバイル世界会議 )の場が移されました。

20080211mwc_exhibphoto2 当時、若干14歳の岩崎恭子さんが、平泳200mで金メダルをとった土地です。懐かしい。(*^-^)

 バルセロナの緯度(画像上から4番目の地図参照)は、日本の函館市とほぼ同じくらいです。しかし、地中海性気候のため、最低7℃~最高14℃(東京のそれは、2℃~10℃)と、結構温暖です。
 
 会議の4日目は、午前に少し雨がばらついたせいか、朝9時台で9℃という表示が街中の塔に表示されていました。午後は、ぽかぽかな春のようで、恐らく16~18℃くらいまで気温が上がっていたのではないかと感じました。

20080211mwc_map_spain 会場から30Kmほどの街に、ようやくホテルが予約でき、毎日そこから通っていました。道が空いていれば、30~40分ほどの距離なのですが、この会期中にかかわらず年中渋滞の状況にあることを、タクシーの運転手から聞きました。郊外にいろいろと工場があり、そこへ市民(労働者)が大挙して向かうため、郊外方向にも車の長い列ができるらしいのです。

 従って、タクシーだけでは、朝7時半過ぎにホテルを出ても、9時に会場に到着しないため、40分ほどタクシーに乗った、地下鉄の最寄り駅で降り、電車で会場まで行きました。2日目以降は、ホテルの近くから主催者が運営するシャトルバスを利用しました。早いときで1時間余、長くても1時間半程度で済んだのですが、最終日の木曜は2時間半ほどもかかり、9時からのフランス企業とのミーティングや、10時半からの米国・イスラエル企業とのミーティングに遅刻してしまいました。(何とか車中から携帯電話で連絡をとり、時間調整ができましたが。。。)

20080211 バルセロナは地中海に面した街ですので、バスの車窓から海が見えます(画像一番下)。

 圧倒的大半が欧米系の人々に見えましたが、アジアなどそれ以外の世界中の地域から大勢の人々が参集していました。

 特に東アジア勢では、ぱっと見た印象として、韓国人(LGは大スポンサーで、バルセロナ空港にも大きな看板あり)、日本人、中国人といった順の参加者数だったように感じられました。ちなみに、次のような皆さんが講演者として登録されていました。欧米企業(+世銀など)が圧倒的に多かったです。

≪韓国≫
 Shin-Bae Kim - SKT
 Dr. Yeon-Hak Kim - KTF
 Byungki Oh - KTF

≪日本≫
 Dr. Botaro Hirosaki - NEC
 Toshio Miki - NTT DoCoMo 
 Masayoshi Son - Softbank
(Anne-Sophie Lanier - Sony Pictures Television :米国から?)

≪中国≫
 Wang Jianzhou - China Mobile
 Xinyu Zhang - Huawei
(Donglin Shen - ZTE Corporation (USA) :正確には米国)

 ともかく、モバイル(携帯電話)という道具・仕掛けを用いて、特に欧米企業から、とても貪欲的な利益追求の空気が会場に溢れていたのを感じました。彼らは、ことビジネス機会の探索において、あたかも狩猟民族のように、そしてあたかも旧宗主国が旧植民地の国々を攻略せんが程に大変アグレッシブでした。

 私はある仕事の件で、米国、アイルランド、フィンランド、ノルウェイ、ドイツ、フランス、ロシア、ポーランド、イスラエルなどの企業と12~13ほどのミーティングを持ちました。これらのミーティングの場に加え、会場全体から伝わってくる雰囲気から、総合してこのようなことを感じました。

 日本ではICT国際競争力の強化など、海外展開に注力する動きが再び出始めてきましたが、能力はさておいても、少なくとも彼らの意欲には、とても敵わないといったところでしょうか。と言いましても、主催地が欧米圏のバルセロナだったと言うことであり、例えば、アジアで開催されていれば、また違った印象をもったかも知れませんが。。。
(具体的なことは、また折を見て書こうと思います。)

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