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2007年6月 8日 (金)

藤原紀香さんの時と同様、ソフトバンクが初の首位

 2007年3月期の携帯電話契約の純増数が高めに出るのは、この携帯電話業界では常識。わが国では年度末に、新入社員の入社や異動による転居などがあり、例月に比べ契約数は跳ね上がる。

 このグラフを読む際の留意すべき時期は、4月~5月にかけて。ドコモとKDDIの上位2社が大きく落ち込んでいる。言い換えると、3月のピーク期でのマーケティング上の顧客獲得には成功した。一方、その前後でソフトバンクは安定している。その勢いが続くことが予想される。少なくとも1年ほど前に言われた、「2強1弱」状況ではなくなっている。

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ソフトバンクが初の首位、5月の携帯電話契約純増数 (NIKKEI NET、2007/06/07)

 電気通信事業者協会が7日発表した5月の携帯電話契約数によると、ソフトバンクモバイルが新規契約から解約を差し引いた純増数でKDDI(au)やNTTドコモを抑えて初の首位に立った。携帯電話機の割賦販売と組み合わせた割安な料金プランの人気などで新規契約を伸ばした。料金体系に一石を投じたソフトバンクの手法が成果を上げ始めたことで競合2社は対応を迫られそうだ。

 ソフトバンクの純増数は16万2400件。KDDIは13万8,500件で、10カ月ぶりに2位に転落した。NTTドコモは8万2,700件だった。Photo_3

 ソフトバンクの純増数首位は前身にあたる旧デジタルホングループ、旧J―フォングループ、旧ボーダフォン時代を通じ、同協会が集計を始めた1996年以降で初めて。
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 ソフトバンクの5月期の純増数が1位に返り咲いたことは、確かにエポックメイキングであろう。私の記憶では、“藤原紀香”効果により1位であった時期があった。読者でこの時のことを記憶している人は少ないかも知れない。ソフトバンクがボーダフォンを買収する前、その時の携帯電話会社はJ-フォン。

 懐かしい思い出がある。当時、ある経済系大手新聞社の辣腕広告マンが、ピーター・ボンフィールド氏(英国BTグループ の当時の社長)と私(通信分野の専門家として)との紙面対談を企画した。その一貫として(通信特集としての広告をとるため)、その広告マン氏と一緒に、J-フォン林義郎社長を訪ねた。当時の通信事情で話は大いに盛り上がった。飛ぶ鳥を落とす勢いであった藤原紀香さんのCMにも話は及んだ。

 後日、その新聞の一面広告を飾ったのは、ボンフィールド氏と藤原紀香さんだった。そりゃ、当然ですね。

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